四十肩・五十肩は医学的には「肩関節周囲炎」と呼れ、一般的には発症する年齢が違う

だけで、どちらも同じ症状です。
「朝、着替える時に肩が痛くて腕が上がらない」「突然、肩周辺に強い痛みを感じる」などの症状が現れたら、

四十肩・五十肩が発症したサインかもしれません。

四十肩・五十肩の発生原因は、多々ありますが肩の関節や周辺の筋肉が硬くなったり、

肩関節に負担がかかる使い方などで、炎症や痛みを引き起こすことが多いです。

肩を痛めたことがある人は発症しやすい傾向にあります。普段から猫背になりやすい人も注意が必要です。

猫背の人は重心が前のめりになる事で肩関節に負担がかかり、四十肩・五十肩のリスクが高まります。

また、肩周りを冷やすことで血流が悪くなったり、筋肉が硬くなり関節に負担がかかりやすく、

四十肩・五十肩の原因になりやすいので注意が必要です。

当院が患者さんにお伝えしている予防法ですが

・血流不足や筋肉が硬くなるのを防ぐために、入浴などで患部を温めていただいてから、

肩を前から後ろ、後ろから前、捻じる、など大きく肩関節を動かす体操をお伝えしています。

・又、日中などでも冷やさないように、カイロや上着などで肩周辺を冷やさないようにとお伝えしています。

※動かすのは無理のない範囲で行ってください。痛みがあれば中止してください。

※既に発症されている場合は、動かすと悪化する可能性がありますので、行わないでください。